C.S.R測定 注文フォーム

CSR測定見積りPDF版

家庭用のフローリングから大規模開発工事の床材まで、様々な歩行空間の測定をしています。
・製品試験
・サンプル試験等々・・・

試験依頼のステップ

測定条件を考える

  • 試験片のゴムシートの硬さ
  • フローリングなので、試験片は靴下もしくはスリッパ?
  • 試料表面の状態:ダスト/水+ダスト/油散布等は必要?

測定条件をJIS A 1454で確認する

※よく分からないから聞いてみる↓↓↓

お気軽にお問い合わせください。048-431-7707受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]

メールでのお問い合わせはこちら 【下記のLINEからもどうぞ】
STEP
1

必要事項をご記入の上、FAX・E-mail送信

  • 必ず注文用紙の支払日欄に貴社の経理締め日及び、お支払い日をご記入ください。
  • ご要望に応じて当社より注文受理書を送付します。
  • C.S.Rの測定は、注文用紙の到着順となります。
STEP
3

注文用紙に記載の送付先へ 試料の送付

  • 試料の大きさは10cm×10cm以上
  • シートタイプの商品は、凹凸のない物(プラスチック板・鉄板等)に貼り付けてください。
  • 測定面の明示をお願いいたします。
  • 測定方向がある場合にはご指示ください。(長手方向/短手方向等)
  • スリッパ、靴下で等で測定をご希望の際には、履物の同梱をお願いいたします。
    (カットして使用します。)
STEP
4

試料のC.S.R値を測定

  • 測定機器 OH-101(ONO・PORTABLE PULL SLIP METER:ONO・PPSM)
  • 試料表面の状態にご指定が無い場合には、乾燥し清掃した状態、及び湿潤状態(介在物:水道水)で測定します。
  • ダスト/水+ダスト/油散布等の測定も行っておりますので注文用紙にご記入ください。
  • ダストを用いた測定では、試料の表面に擦り傷が残る場合があります。
STEP
5

C.S.R測定完了後、試料・C.S.R試験結果報告書 ・請求書の送付

  • 試料、報告書・請求書は別送となる事があります。
  • 試料の返送をご希望の際は、送料着払いとなります。
STEP
6

代金のお支払方法

  • 当社の指定口座にお振込願います。
  • 貴社の毎月の経理締め日より1ヶ月を目途にお振込みください。
  • その際の振込手数料は、貴社にてご負担して頂くことになっております。
  • 領収証は、金融機関等が発行するご利用明細をもって領収証に代えさせていただきます。
STEP
7

C.S.R測定の条件を考える

C.S.R値の測定では、履物の有無や種類、ほこりや、水分の付着の有無により滑りやすさは大きく異なるので、材料・仕上げの CSR 値等を確認するときは、実際の使用時に想定される条件を考慮し、試験時の滑り片、試験片の表面状態を選択する必要があります。

これは、現場での測定、試料の測定共に言えることです。

・下足(靴、運動靴、サンダル等)、上足(靴下・スリッパ等)又は素足、・雨掛かり、ほこり・水分・油の有無等・・・

例)外部床材の場合・・・滑り片:硬さ80/測定条件:乾燥状態&水濡れ状態(弊社での標準測定)

JIS A 1454 記載事項

・滑り片の材料は,次の中から選択する。
  1. 硬さ72~80,厚さ3~6 mm のゴムシート。CSR測定機
  2. 硬さ29~35,厚さ7~10 mm のゴムシート。
  3. その他:実際に使用している靴底など。
・試験片表面状態の選択 試験片の表面状態を,次の中から選択する。
  1. 清掃・乾燥状態 試験片表面を清潔な布で拭いた状態。 
  2. ダスト散布状態 試験片表面にJIS Z 8901に規定する試験用粉体1の7種を10 g/m2の割合で散布した状態。
  3. 水+ダスト散布状態 水道水とJIS Z 8901に規定する試験用粉体1の1種及び7種とを質量比で,20:9:1に混合したものを400 g/m2の割合で散布した状態。
  4. 油散布状態 食用油を40 g/m2の割合で散布した状態。
  5. その他 受渡当事者間の協定による。

※C.S.R測定の際には、実際の使用状況を鑑み滑り片を選択して頂く必要があります。

1)硬さ72~80が一般的な靴底相当、2)硬さ29~35が運動靴相当と考えられています。

居室のフローリングや畳の場合には、3)その他にあたるスリッパや靴下での試験が望ましいと思われます。
さらに、フローリングの場合では、室内で犬を飼う方の増加に伴い、愛犬の歩行性(C.S.R・D)に関しても感心が高まっています。

(転倒事故による係争の際には、事故当時に履いていた靴底を切抜いた物を滑り片として、当該箇所のCSRを測定します。)


お悩みさん

色々と条件がありますね。どうすれば良いのか・・・

さきがけ

・単純に推奨値のC.S.R 0.4以上を求めているの?
・他社製品との比較なの?
・商品開発のためなの?・・・

ささきがけ

C.S.R値は、試料(表面状態)と選択する滑り片により数値は大きく異なります。
なにより、実際の使用条件を鑑みてC.S.R測定を行う事が望ましいと思います。

お悩みさん

私の希望するC.S.R値で報告書を発行してくれますか?

さきがけ

C.S.R値については、あくまでも客観的に測定した値を報告しております。
しかし、「何を何のために」試験したいのか?によっては、最善の試験条件をご提案出来ます。
少しでも不安がある場合には、何なりとお問い合わせください。


床材の滑り性試験(C.S.R試験)の価格

■試料のC.S.R試験

試料のCSR試験

・1試料/10,000円 乾燥時・湿潤時(介在物:水道水)でのC.S.R値を測定します。1試料であっても、縦方向と横方向での測定をご希望の際は2試料とカウントします。
・介在物にダスト等をご希望の際は、注文用紙にご記入願います。
・報告書 1部4,000円(同製品の3試料まで1部)
・試料の往復送料は、お客様のご負担となります。

※製品(商品)の試験としては、測定誤差・製品誤差等を考慮して、同試料の3~5サンプルを測定し、その製品のCSR値として利用されています。

参考:

試料の表面状態試料No.C.S.R値摘 要
乾燥状態
0.68
0.71
0.69
湿潤状態
0.48
0.47
0.46

上記C.S.R試験の価格 10,000×3試料=30,000 + 4,000(報告書) = 34,000(税抜き)

C.S.R測定 注文フォーム

CSR測定見積りPDF版

家庭用のフローリングから大規模開発工事の床材まで、様々な歩行空間の測定をしています。
・製品試験
・サンプル試験等々・・・

C.S.R測定の妥当性が記されています。建築技術ミニコラム-横山 裕(東工大教授) https://www.free-access-floor.jp/column/s/yokoyama/

転倒事故から訴訟

読んで後悔? 読まずに後悔?

今では事故のあった現地で事故状況を再現した正確な測定ができるようになっています。「滑りを数値化できる」とは、危険の責任所在を明確にできるということです。
「滑り=責任」は客観的に判断できるのです。
「事故が起こらないよう」、そして万が一事故が起こったときにも施設側には非がないことを主張できるよう床に対する管理を行いましょう。